Return to site

WELCOME!! 500KOBE BATCH 5

バーチャルアクセラレーションプログラムスタート

500Kobe 2020 実施へ

2月からのシリコンバレー

2020年の2月上旬、シリコンバレーを訪れた際には、まだベイエリアはそれほどコロナの影響は出ていなかった。むしろ中国をはじめとしたアジアの方が状況は思わしくなく、日本の事も心配されていた。当時ベイエリアには数名罹患者がいたものの、まだ静かな状態。ところが日を追うごとにベイエリアでも状況は悪化し、2月下旬になると一部のスーパーではお米、トイレットペーパー、サニタイザーが売切れだした。そこからTwitterがリモート勤務になり、Amazonもリモート勤務など、日本ではまず学校が閉まったのとは違い、まずシリコンバレーの大手企業がオフィスを閉めてリモートに。おそらく他も追随するだろうと予測。3月上旬に帰国することになった時には、航空会社によっては日本発着がストップしており、おそらくどれだけ早くでも来年夏までシリコンバレーに戻る事はないだろうと確信した。

バーチャル化するシリコンバレー

そんな中、シリコンバレーで盛んに行われているイベントやアクセラプログラムはどうなるのか?と心配になった。やはり普段からオンラインミーティングやオンライン授業にも慣れているので、おそらく何がしかのカタチになって実施するのだろうと。『やらない理由を考えるより、できる事をスピーディーにやる』と言うまさにシリコンバレーマインドとでもいうのか、色々なカンファレンスなども中止になるのではなく、オンライン化していった。そしてそれは『オンラインイベント』などではなく『バーチャルイベント』と言う言葉で表現されていた。

投資家とは対面で!

オンライン化が進むシリコンバレーでも、コロナ前には有り得なかったのが投資家との会話。なぜスタートアップの創業者がシリコンバレーにオフィスを構えているのかと言えば、そこに投資家がいるから、という理由も多いだろう。投資家も、オンラインでピッチをを聞くなんてあり得なかっただろう。シリコンバレーでは日本よりも厳しいShelter In Place(自宅待機)だったのもある。となると、今まで常識だった対面ピッチが無くなる。そこでピッチイベントが無くなったのかと言えば、そのまま続投していた。そのうちの一つが500 Startups。今までデモデイは必ずライブで人が集まって実施していたものを、バーチャルで実施していた。決して立ち止まらない。そんな姿勢が見える。3月26日には早速デジタルデモデイとしてイベントを実施していた。

5回目となる500Kobeプログラムは実施されるのか?

2018年から関わっている500Kobeは今年実施されるのか?ふと脳裏をよぎる。帰国してもシリコンバレーを感じられる空間だっただけに、無くなると寂しい。約6週間を神戸で過ごしながら、生活しながら世界中から集まっていたあの空間。するとある日Facebookに上がって来たタイトルは 『500 KOBE Accelerator 2020 for COVID-19 Emerging Technology』実施決定 やはり神戸市も500 Startupsも立ち止まらず、前に進むのだと。決して神戸で集まる訳ではないものの、出来る理由を考え実施する。さらに新型コロナに関連するスタートアップにフォーカスするという。オンラインでの実施発表は思わぬ数字を弾きたした。それは応募者数。

応募状況

応募総数は237チーム(国内75チーム、海外162チーム)と過去最高となった。(海外チーム内訳:インド41、米国27、シンガポール15、台湾8、オーストラリア6、インドネシア5、カナダ5、その他55)やはり直接神戸に来る事ができないものの、日本のマーケット、そして神戸という場所に興味を持ったスタートアップが応募してきていた。それだけ魅力のあるプログラムであるという事が証明された形となった。

Batch 5決定

決定までの道のり

最終的に選ばれたスタートアップ 17チーム(国内6チーム、海外11チーム)が8月中旬には決定した。ここで決定までの道のりについて少し触れたい。

書類審査と面接:

まずは応募してきた全てのチームが提出した資料に、世界中にいる500 Startupsチームが目を通す。ピッチデッキも提出されているため、内容が明確か?成長度は?チームは?500Kobeが本当に参加企業の成長を加速させられるのか?(プログラムとのフィット)など必要な内容をしっかりチェックしていく。スクリーニングは決して一人だけではなく、何度か違う目を通す。

面接に関しては、世界中からの応募があるため、時差が心配されたが、リモートと言うこともあり世界中の500 Startupsメンバーが対応する。この期間は殆ど24時間、世界のどこかでメンバーが面接対応をしており、その結果について会議をしていた怒涛の日々。

最終的に何度も会議をしながら、最終バッチを決定。選抜は非常に難しく、プログラム中メンタリングをするメンバーや神戸市も含めて、多くの時間を費やした。全てのスタートアップに参加して欲しいと思うものの、人数が限られていると言う現実もあった。募集から決定までの道のりで、全員の熱が画面越しから伝わる。選ぶ方も選ばれる方も、真剣勝負。濃厚な数週間はあっという間に過ぎ、いよいよメンバーを招待する日を迎えた。

初日の様子

broken image

世界中から集まったファウンダーが揃う。時差の影響もあり、深夜2時や3時のチームがあったものの全員が参加。いよいよ新しいメンバーで8週間がスタートする。彼らの顔つきが変わっていく様子を楽しみに、出来る限りのサポートをしていくつもりにしている。

500Kobe 事務局

*500 Startups本社の500 Kobeプログラムについてのブログはこちら