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プログラム内容に迫る

ファウンダー達が体験する1週間とは?

初日からの1週間の流れ

キックオフ

キックオフではオフィス、自宅、パティオなど好きな場所から参加している。コロナの影響で、ある意味日常になりつつあるzoomでの集まり。それぞれお気に入りの場所や便利な場所から参加している。日本から参加していても、パソコン画面いっぱいに広がるバッチメンバーを目の前にして、改めて世界と繋がっている感覚が湧いてくる。

不思議な事に、zoomだけに限らず、オンラインでの空間では、オフラインのリアルと真逆のような現象が起こる。画面上に映る参加者が日本人だけの場合、例えそれが海外から繋がっていたとしても日本にいるような感覚になる。それに対して、日本に住んでいる外国人だけが画面に映っていると、そこはまるで海外に行ったような気分になる。そして今回は日本にいる日本人、日本にいる外国人も含めて、マレーシアで育ったけれどシンガポールにいるとか、日本にいたけれどハンガリーにいるとか、カナダで生まれたけれどアメリカで育って今は日本にいるとか、面白いメンバーばかり。コロナの影響で生まれ故郷に戻っていたり、帰国を余儀なくされたメンバーもいる。

画面からだけではなく、お互いの話を聞くうちに、改めて世界各国から集まっているのだと感じた。

これからの人生においても、とても大切な仲間となるBatch5のメンバー。これから共に時間を過ごす仲間との出会いに、画面を通しても興奮が伝わる。全員からエネルギーを感じる初日のキックオフは無事終了。

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神戸の魅力を世界のファウンダーにも伝える

Weekly Standup

初回ということもあり、まずはプログラム概要を伝えることがメイン。バーチャルプログラムだけあって、普段より説明事項も多くなる。ひとしきりスケジュールや今週の流れなどの説明と、質疑応答であっという間に終わった1時間。2週目以降は、先週の振り返りなどを同期でシェアし、さらには1週間の目標なども決め、決起集会のような役割も出てくる。8つのタイムゾーンから参加者がいるため、全員にとって一番良い時間帯を選んでいるものの、深夜や早朝の参加になるファウンダーもいて、通常のプログラム以上に体力的に厳しいものになるかもしれない。

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本来ならばここで一緒に過ごしていた

Open Pitch

全チームのピッチを発表。とは言え、まだしっかりとしたピッチは決定していないので、現状出来るところまでを発表。毎回参加して思うのは、この最初のピッチと最後のピッチでは、まるで別人かのようになるということ。ピッチの内容が変わるのは勿論のこと、全員自信が満ち溢れた顔つきになるのがこの500マジックとでもいうのだろうか。もしくは選抜の際から、このピッチをこなせる人物を選んでいるのだろうと思うほど、8週間の間で見違える。

Video Lectures and Assignment

バーチャルプログラムとなって大きく変わったのはレクチャーだった。過去のプログラムでは世界中から500 Startupsのメンター陣が神戸に滞在し、直接レクチャー実施していた。ところが今回はそうもいかないということで、ビデオ学習へと変更。こちらはオンデマンドで各自のペースで進んでいく。それに加えて宿題があり、普段の生活を送りながら終わらせる大変さなどはあるものの、『まるで学生に戻ったような気分。』『学校の勉強はとても嫌いだったけれど、今は楽しんでいる。こんな内容だったら学校がもっと楽しかったのに!』と言った意見も飛び出ていたほど。ビジネスを加速させるためのコンテンツが魅力的に紹介されている。

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Weekly Growth

毎週の進捗状況をお互いに報告し合う会。バッチにはレジデントメンターが3名おり、それぞれが数チームを担当する。いわばこのプログラム期間の担任と言ったところ。ゲストスピーカーが来たり、メンターが来たりするものの、基本的には彼らが付きっきりで寄り添う。昨年まではオフィスの好きな場所に集まり、時には全員で立ち上がり輪になって話していたり、レクチャースタイルでお互いの近況を発表したりと、割とカジュアルなもの。今回は初回ということもあり、それぞれ自己紹介などを実施した。

Pitch Prep

ピッチの練習をメインとした1時間。各メンター3人が設定した日時で、それぞれ各自参加できる時間を選ぶ。メンター陣はスウェーデン、アメリカ東海岸、日本滞在中なので、それぞれ日本時間では夕方、深夜、朝か昼といった時間帯に実施されている。メンターからのアドバイスのみならず、各参加者同士でも活発な意見交換が行われるのはさすが選ばれしファウンダー達である。

Office Hour

各自担当メンターとのミーティング。もしくはVisitingメンターとのミーティングで更に掘り下げた質問などに答えてもらう時間。実際にオフィスにいる場合、その場で口頭で予約を入れたりしていたものの、今回はオンラインなので各自で予約できる仕組みを利用。メンターとは最低でも週に一回は話をするように促進し、進捗状況をしっかり確認しつつ、コミュニケーションアップにも繋がる大切な時間となっている。

Visiting Mentor Session

ビデオレクチャーに登場するメンター陣や、1対1のメンタリングをしてもらうメンター陣によるセッション。実際にビデオレクチャーで分からなかった部分について、セッションでは分からなかった部分について後日予約して質問ができる。もちろん各スタートアップ個別に対応したアドバイスももらえる貴重な時間。

2週目以降について

Community Mingle

昨年までのプログラムでは、終わった後皆でお寿司を食べに行ったり、一緒に飲みに行ったり、カラオケやボーリングに行く時もあって、仕事を忘れてリフレッシュしていた。今年はバーチャルプログラムということもあって、zoomでコミュニティー作りをする時間として設定。思考を凝らしたイベントを実施し、更にファウンダー、メンター、そしてスタッフのコミュニティーが盛り上がるよう工夫していく予定にしている。

Guest Speaker Session

プログラム中に参加するメンター以外に、スタートアップファウンダーに必要なトピックについて話すセッションを実施。毎回ゲストを迎え、時には講義スタイル、時にはパネルトーク、時にはインタビュー形式などで、ファウンダー達の疑問や悩みに答える。この内容については次回少し触れて行く予定。

 

500Kobe 事務局