「シリコンバレー流アクセラレータを有効に使うスタートアップってどんなチーム?」
日本にもここ数年でたくさん増えてきている”アクセラレーションプログラム”。
プログラムを横で見ていて、個人的にアクセラレーションプログラムは万人にとって必須なものではないと思いました。
そこで個人的に思うプログラムを効果的に活用しているチームの特徴をまとめてみます。
- Coachableであること
- 1日でも多く参加する意思があること
1. Coachableであること
アドバイスを受けてそれを素直に聞けることはアクセラレーションプログラムを効果的に使う上ではとても重要なポイントです。
実際に選考の際の評価ポイントの一つでもあります。
人によっては自分のアイディアに絶対的な自信があり、他人の意見よりも自分の考えを常に優先させる人(Strongheadな人)もいます。
しかし、アクセラレーションプログラムの醍醐味はメンタリングであります。
他人の意見をあまり必要としていない場合というのはメンターにもファウンダーにとっても、互いにハッピーではありません。
メンターの意見を取り入れて、自分たちのビジネスに落としていくことができるチームにはすごく効果が出ています。
2. 一日でも多く参加する意思があること
500kobe2017のプログラムは7週間みっちりの集中型のプログラムです。
日本で多くある週1または月1でメンターに会うプログラムとは異なります。
7週間で毎日メンターからメンタリングを受けて、午前中に公開セッション、お昼のメンタリングで得たフィードバックを午後には実行に落としていく。
そんな濃密な毎日が7週間続きます。
メンターが一番やりにくいのは、言語の壁や、文化や商習慣の違いではなく、
オフィスに来ないことにあります。
会場に来てメンタリングを受けさえすれば必ず実りのあるプログラムとする実力が500のメンバーにはあります。
アメリカ本国の500StartupsやYコンビネーターなどのアクセラレータプログラムも基本的に同じです。
期間は異なりますが、数か月のそのプログラム期間中は自分たちのビジネスをを進化させることにフルコミットします。
ただでさえ物価の高いサンフランシスコに滞在して、決して安くはない参加費を払って参加する参加者にはそれなりの決意があります。
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500kobeの場合は、決してJカーブを描くようなシリコンバレーのスタートアップのみを対象としたプログラムではありません。
それぞれのチームの目標としているゴールにいち早く到達するためのグロースハックを学んでいます。
資金調達の方法を始めとして、シリコンバレーで取り入れられている成功への最速の到達方法が学べるそんな場所です。
今日はプログラムをうまく活用しているチームの特徴について書いてみました。
PC: Kengo Takeda
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#500Strong